BMI ブレイン・マシン・インターフェイスを用いた脳機能再建の研究
私たちは、脳の表面に電極シートを置いて正確な脳波を計ることにより、性能の高いブレイン・マシン・インター フェース(BMI)を実現し、重症の身体障害者の方々の運動やコミュニケーションをサポートする研究を進めています。 この方法は長期間安定して脳波を測れるという長所があり、ワイヤレス体内埋込装置として利用できるようにすれば、 性能の高いBMI をいつでもすぐに利用できるようになり、患者さんにとって便利で使いやすい装置になると期待され ます。
これまでの研究により、障害者の方々がロボットアームや意思伝達装置を操作できるようになりました。さらに研究開発を進め、ワイヤレス体内埋込 装置を用いたBMI の臨床研究を開始したいと考えています。
お知らせ
- 大阪大学国際医工情報センター神経医工学グループは令和3年3月31日をもちまして終了致しました。令和3年4月1日以降は、実施中の研究開発業務に関しては、大阪大学大学院医学系研究科脳機能診断再建学共同研究講座が引継ぎました。 2021.04.01
- 【ISACM2022】2022/6/1-4に国際臨床脳磁図学会(会長 平田雅之)が大阪で開催されます。 2020.12.03
- 平田教授がU.S. National Academy of Medicine,Healthy Longevity Global Competition, International Catalyst Award を受賞しました。 2020.10.15
- 大阪大学国際医工情報センター 臨床神経医工学寄附研究部門は、令和2年4月1日より、大阪大学国際医工情報センター神経医工学グループと名称を変更しました。 2020.04.01
- 服部 憲明先生が富山大学学術研究部医学系特任教授に就任されました。 2020.01.01